若尾文子映画祭青春 初日舞台挨拶2015年06月27日 11時21分06秒

於角川シネマ新宿。エレベーターのペイント、往時のポスターの数々、「浮草」の着物と同じ柄の手ぬぐい、クリアファイル、一筆箋といったグッズなど、お祭りにふさわしく準備されたいい雰囲気の中で開幕。「青空娘」上映に続いて若尾文子ご本人の舞台挨拶を楽しむ。杖をついて係の人に介添えされての登壇に心配したが、転倒して怪我し、この模様に間に合わそうと無理にリハビリしたのが災いしたとのこと。トーク内容に目新しい話はなかったものの、直接小津、溝口、三島、増村と言ったレジェンドたちの想い出を語る姿に接することができて楽しかった。
「青空娘」を観たのは、9年ぶり。泣けてきてしょうがなかった。映画館で熱心な観客と一緒に鑑賞できる醍醐味であろう。