銀閣寺2010年12月01日 12時10分37秒

東山慈照寺。先日テレビで、このお寺が、室町幕府八代将軍足利義政が月を愛でるために建てたもので、通称、月見寺であることを科学的に検証する番組をやっていた。まずは月待山から昇る月を見るための場所、つづいて、錦鏡池に映る月を見るための場所、という具合に時間を追って月を楽しむための仕掛けがほどこされているとのこと。本来は文字通り白銀に輝いていたことが塗料の分析でわかっているそうなので、いつか復元させてほしいものだ。通常は公開されていない本堂の襖絵と書院の襖絵が公開されていたのだけれど、時間が足りず見られなかったのが残念。本堂は与謝蕪村と池大雅。書院のほうは富岡鉄斎。紅葉は部分的にしかもう残っていなかった。

コメント

_ 釈千手と申します ― 2010年12月01日 23時34分14秒

白銀の銀閣を見たいような、そのままにしておいて欲しいような…複雑な気持ちです。
でもやっぱり金閣より銀閣が好きな私です。

_ JP ― 2010年12月03日 03時33分33秒

釈千手さん、ようこそ。銀閣寺を訪れたのは初めてだったのですが、現在の姿も風情があってよいですね。イースター島のモヤイ像も元々は目玉があったそうですが、それを復元しようという話にはなりませんしね。最後の晩餐はピカピカになりましたけど。

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