「からっ風野郎」★★☆ ― 2005年12月02日 23時07分15秒

1960年大映。増村保造監督。再見。三島由紀夫主演、若尾ちゃん共演。三島がヤクザの二代目を熱演している。俳優・三島由紀夫に一月間つきあった女優は他にいない。
「愛河」★ ― 2005年12月02日 23時58分21秒
1958年大映。田中重雄監督。まるで初代コメットさんのような短髪で後年の色気もなにもあったものではない。恋人(川口浩)に対して、結婚するまで貞淑を守るかどうかで悩む若尾ちゃん25才の時の作品。
「不信のとき」★★☆ ― 2005年12月03日 15時13分18秒
1968年大映。今井正監督。田宮二郎主演。若尾ちゃん35才の時の作品。正妻岡田茉莉子と愛人若尾ちゃんが鉢合わせになるシーンは恐ろしかった。二人のバトルは前年公開の「妻二人」に続くもの。
「座頭市と用心棒」★★ ― 2005年12月03日 23時20分00秒
1970年大映。岡本喜八監督。勝新太郎、三船敏郎、若尾ちゃん共演の正に夢の顔合わせ。勝新の市はいつになく雄弁だが、殺陣は三船より迫力あった。三船の殺陣は黒澤映画に遠く及ばす、まったく冴えなかった。三船と若尾ちゃんのラブシーンは三船照れまくり。カメラは「用心棒」と同じく宮川一夫。
「男はつらいよ純情篇」★★ ― 2005年12月07日 23時22分51秒

1971年松竹。山田洋次監督。ご存知寅さんシリーズの第6作。レギュラーの面々もみんな若い。さくらはミニスカート姿。6代目のマドンナが若尾ちゃん。この作品では、ちょっと物憂げで疲れたような表情が多い。川辺での寅さんとのとんちんかんな会話がおかしい。
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