筒井康隆、筒井康隆を読む ― 2010年02月19日 22時14分12秒

成城タウンホールで開かれた最後の朗読会の初日。なんとインターネットで応募していた招待券が大当たり。喫煙はしないのだが、この日のために作られた特製ライターや、携帯ストラップ、手ぬぐいなどのすべてのグッズを売り子の中村満氏の威勢のよさに乗せられて購入。海外翻訳サイン本もいくつか購入。山下さんによる「組曲筒井康隆全作品」は、筒井作品の歴史絵巻であると同時に山下作品の歴史のダイジェストでもあり、他では聞けないピアノソロであった。ぐがん、バンスリカーナなど、トリオ時代の名曲のフレーズが次々と展開され、これぞ贅沢の極地。傑作「関節話法」もこれが聞き納めだと思うと寂しさを感じつつ笑った。大江健三郎氏の姿も見かけたが、大受けだったそうな。
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