時をかける少女2010年03月25日 22時07分09秒

2010年、映画「時をかける少女」製作委員会2010。菅野友恵脚本、谷口正晃監督。主演はアニメ「時をかける少女」で真琴役の声優だった仲里依紗。動作にめりはりがなくて、役者らしくない。もっと頻繁に時を行き来するのかと思ったら、1回過去に戻っただけ。懐かしい70年代の東京にひたれるのはよかったけれど、冗長。アニメ版へのオマージュで、ヒロインが学生時代の母親と喫茶店で会うシーンのBGMは、ゴールドベルク変奏曲のアリアだった。すべての伏線がいっきに解きほぐれていくクライマックスシーンは迫力があった。