「青葉繁れる」井上ひさし ― 2006年02月01日 23時52分52秒
仙台の名門高校にかよう主人公稔は、1年間に251本の映画を観た映画マニア。稔が一番最近観たという江利チエミの「猛獣使いの少女」は1952年の作品で、この映画に若尾文子は出演している。若尾ちゃんがモデルと言われる若山ひろ子は、この時点でまだ仙台にいて、演劇部で稔たちと合同で上演するシェークスピア劇の練習中だったが、仙台へ巡業にやってきた大スターに突然入門して、物語の中盤で姿を消してしまう。ラストで稔は性典映画のヒロインとなった若山浩子とポスターで再会する。「モナリザのような頬笑みは、前とすこしも変わっていない」とのこと。
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