小澤征爾教育ドキュメント”中国と結ぶ終生の絆”2006年05月05日 00時31分27秒

NHKハイビジョン放送のドキュメンタリー。小澤征爾が20日間、中国のアマチュアオーケストラを指揮して、セビリアの理髪師、ベートーヴェン交響曲第7番を演奏。後者は上海のオケで、個々のレベルは高いがオーケストラとしての経験が浅い人たちばかりを相手に、苦労しながら、本番ではプロのオケを相手にする時と同じレベルの音楽に仕上げたという過程が見られて面白かった。小澤が最後に彼らに残した言葉は「DON'T FORGET」

「花嫁のため息」★☆2006年05月05日 12時41分22秒

1956年大映。木村恵吾監督。根上淳と若尾ちゃんは新婚夫婦。冒頭、自宅での結婚披露宴が大雨でめちゃくちゃになるシーンから始まるが、若尾ちゃんがアップで再登場するのは12分たってから。初夜の晩に事情を知らないあつかましい夫の友人(船越英二)が登場し、泊まっていくことに。次の晩には、夫の田舎の縁者(東野英治郎)が現れ、更に翌日にはその同郷の連中全員が家におしかけて、どんちゃん騒ぎとなる。結局、夫婦がめでたく二人きりになれたのは四日目だった。53分の小篇で、数日後に続編が公開されている。

「素敵な野郎」★☆2006年05月17日 23時22分59秒

1960年大映。富本壮吉監督。本郷功次郎主演のマドロス物。配役クレジットは若尾ちゃんの名前が右に出る。悪党の安部徹が「燃えよドラゴン」のハンのような役で存在感を見せているが、実に大味な出来。

「炎上」2006年05月21日 19時43分33秒

1958年大映。三島由紀夫原作、市川崑監督。市川雷蔵主演。三島の代表作「金閣寺」の映画化であるが、細部は自由にいじってある。花の師匠(新珠三千代)は出てくるが、母乳入り抹茶のエピソードが割愛されているのが寂しい。主人公と五番町の女(中村玉緒)の初体験シーンも割愛。坊主頭の雷蔵が松坂大輔に見えてしかたがなかった。中村鴈治郎の老師はぴったりだった。モノクロの炎上シーンの宮川一夫キャメラは見事だったが、普段の金閣寺に美しさは感じなかった。

「女の座」2006年05月26日 22時47分12秒

1962年東宝。成瀬巳喜男監督。成瀬版「東京物語」か。主役は亡くなった長男の嫁・高峰秀子。笠智衆の父親、杉村春子が後妻。前妻の娘で長女・三益愛子、同じく次女・草笛光子、後妻の娘で三女・淡路恵子、四女・司葉子、五女・星由里子。他に団令子も出ていて、正に東宝の女優陣総出演の感。原節子は出てないけれど。それに次男・小林桂樹、三女の夫・三橋達也、宝田明等の男性陣が絡む。よく交通整理できたものだ。次男が営むラーメン屋の描写を見ていて、あの特製ラーメンが食べたくなった。成瀬映画名物のチンドン屋もちゃんと登場。