「明治天皇の一日」米窪明美 ― 2006年07月27日 22時24分01秒
新潮新書の新刊。「宮中は今日も息苦しい」という帯がついていた。副題が「皇室システムの伝統と現在」で、明治天皇が朝起きてから寝るまでの様子を詳細に再現している。拝謁や執務の間、明治天皇は立ちっぱなしであったという。当然、客のほうもそうすることになる。例外は有栖川威仁親王、伊藤博文、山形有朋で、椅子を賜ったそうな。このくだりは面白い。皇后美子がヘビースモーカーであったというのも興味深い。下々の風習とは違うのである。
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