没後50年 溝口健二 国際シンポジウム2006年08月24日 21時32分07秒

有楽町朝日ホールで行われたシンポジウムを聴講。セッション2「女優の証言」に香川京子と若尾文子が出演。生あややを間近に見られて感激。話の内容は、既にいろんな場で語られていることがほとんどで、目新しい話はなかったけれど、直に溝口監督の想い出を聞けるというのはなかなかない機会で、満喫した。

司会の蓮實、山根両評論家や阿部和重達パネリストが小難しいことを言っていたことに対して、後にセッション3「助監督の証言」に登場した田中徳三監督が「映画はもっと素直に楽しむべきです」とずばり言っていたのが痛快。田中監督が「若尾ちゃんが」と言いかけて「若尾さんというべきですね」と言い直していたけれど、狸物でメガフォンをとっている監督の親愛の情が感じられた。

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