破天荒の浮世絵師 歌川国芳 ― 2011年07月23日 22時41分25秒

浮世絵 太田記念美術館。没後150年記念特別展。多くのお客で特に2階の渋滞ぶりがすごかった。アルチンボルドの絵を思わせる人の顔を裸の人間の身体の組体操で描いた「みかけハこハいがとんだいい人だ」がまず面白いし、お上の規制に対抗して、猫を主人公に描いた様々な風刺画が面白い。武者絵や妖怪、そして前にも観たスカイツリーみたいな塔が描かれた風景画など、国芳の多彩ぶりがよくわかった。
空海と密教美術展 ― 2011年07月23日 22時44分46秒

東京国立博物館 平成館。空海の真筆をじっくりと堪能できた。両界曼荼羅図(今日見られたのは高雄曼荼羅だったが)の巨大さに驚き、普段は東寺でも正面からしか見られない立体曼荼羅の多くが360度あらゆる角度から眺められたのがよかった。暗い中にスポットライトでそれぞれの像が浮かびあがる展示空間の空気が圧倒的だった。
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