セザンヌ パリとプロヴァンス ― 2012年05月02日 22時36分09秒
国立新美術館。
セザンヌはマネに影響を受けて、「草上の昼食」や「オランピア」を意識して裸婦をモチーフにした絵を描いている時期があるが、マネは写実的にそれを描いたからすごかったんであって、今日の目で見てもセザンヌのその題材の絵に面白みは感じられない。
後年の林檎やミカンを独特の構図と色彩で描いた作品こそがマネの代表作に匹敵するインパクトを持っている。自然の状態ではありえないような果物とテーブルクロスの配置と明るい色彩が見事。
もうひとつの代表作であり、何度も描かれた「サント=ヴィクトワール山」は、最晩年に至っては、色の配置だけで構成されていて、はなれて見るとちゃんと遠景に見えるようなほど抽象化されているのも興味深かった。
セザンヌの自画像は、最晩年のスタンリー・キューブリックのようであり、再現された広々としたアトリエは、映画のセットのようにも見えた。
セザンヌはマネに影響を受けて、「草上の昼食」や「オランピア」を意識して裸婦をモチーフにした絵を描いている時期があるが、マネは写実的にそれを描いたからすごかったんであって、今日の目で見てもセザンヌのその題材の絵に面白みは感じられない。
後年の林檎やミカンを独特の構図と色彩で描いた作品こそがマネの代表作に匹敵するインパクトを持っている。自然の状態ではありえないような果物とテーブルクロスの配置と明るい色彩が見事。
もうひとつの代表作であり、何度も描かれた「サント=ヴィクトワール山」は、最晩年に至っては、色の配置だけで構成されていて、はなれて見るとちゃんと遠景に見えるようなほど抽象化されているのも興味深かった。
セザンヌの自画像は、最晩年のスタンリー・キューブリックのようであり、再現された広々としたアトリエは、映画のセットのようにも見えた。
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