「愛の流刑地」渡辺淳一2006年01月31日 06時58分56秒

日経朝刊に連載され446回で本日完結した。ヒロインが死んでから延々と拘置所と裁判所の往復で話がすすんで惰性でしかなかったが、控訴せずに8年間服役を決意するところで完結。幻冬舎から単行本化され、今年秋には映画が東宝系で公開予定。監督・鶴橋康夫、主人公・役所広司は決定済みで、ヒロインが誰になるかが注目されている。鈴木京香の名前もあがっているが、それだけが売りの映画になりそう。

http://watanabe-junichi.net/archives/2006/01/index.html

大人になりましょうPIZZICATO FIVE2006年01月31日 19時47分04秒

ピチカートファイブの曲「大人になりましょう」の中に若尾ちゃんの声がサンプリングされている。少し前にSUICIDE SPORTSCARという人が浜美枝の声を入れて007風の曲を作ったことがあるけれど、こちらは「十代の性典」などの旧作日本映画からサンプリングしたいろいろな俳優の声をコラージュしている。
菊池章子の「春の舞妓」は映画「舞妓物語」の主題歌に若尾ちゃんの台詞がちゃんと収録されたもので、なんとSPレコードである。
残念ながら若尾ちゃん自身の歌声が聞けるレコードはないようだ。「妻の日の愛のかたみに」では「夕焼け小焼け」などを鼻歌で歌ったりしてとても風情があったし、大河ドラマ「武田信玄」での名ナレーションも印象的だったように、とても声に魅力がある人だから、朗読のCDを作ってくれたらいいのにと思う次第である。