邦画を彩った女優達選 若尾文子は○○である2011年12月11日 14時24分54秒

NHK BSプレミアム。若尾文子へのロングインタビュー二回から構成された番組。長谷川一夫に見いだされた映画デビューから溝口健二の「赤線地帯」までの前半が洋服、増村保造の「青空娘」以降の後半は着物で登場。長谷川との出会いについては、いつになく詳しく説明していた。小熊二匹が劇場の前にいたのをしゃがんで可愛がっていたら、出くわした長谷川がこの娘、誰それに似ているね、と言ったのだそうな。そこで女優になりたいと言ったのは、おっちょこちょいであると語っていたが、東京に帰る口実を探していたということも言っていた。永田社長が「山本富士子は高嶺の花だが、若尾文子は低嶺の花だ」と語ったとされる話は、自分が言ったことという秘話も披露。もう映画には出ないとのことで、舞台での末永い活躍を期待するしかないようだ。

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