「幻の殺意」★★★2011年02月17日 11時09分54秒

1971年コマ・プロ(東宝配給)。結城昌治原作、沢島忠監督。高校教師でラグビー部監督の夫(小林桂樹)、高校生の息子(中村勘九郎)、そして戦災孤児だった妻(若尾文子)の三人家族。息子が殺人事件の容疑者として逮捕され、父は事件の真相を究明するため闇の世界へ入って行く。そこで待ち受けていた真相は貞淑な妻の過去の秘密だった。時々、心象シーンとしてサイケデリックなコラージュが入るのがいかにも70年代の映画らしい。ラストシーン、父と子は当時まだ京王プラザホテルしかない殺風景な西新宿の通りでラグビーボールをパスしあう。

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