フェルメール地理学者とオランダ・フランドル絵画展2011年03月04日 21時26分20秒

Bunkamuraザ・ミュージアム。フランクフルトのシュテーデル美術館所蔵の作品展。レンブランドの弟子の作品も多数あったが、元大工だったという弟子の一人の自画像を見てにんまり。後から来たカップルも同じ感想を笑いながら口にしていたからみんなそう思うんだと思ったが、マイケル・ジャクソンそっくり。あごにある小さなへこみまで似ている。
東京初上陸というふれこみのフェルメールの「地理学者」(1669年油彩・キャンヴァス)は、意外にも小振りな作品であった。会場ではビデオでこの作品の特徴を紹介していたが、学者が持っているコンパスとセットの定規など確認しようにもちょっと絵が遠くてよくわからなかった。まして奥の壁のブルーの絵模様なんてぼやっとしかわからず。ゴブラン織りのテーブルクロスはゴージャスな感じが伝わってきた。年末にはまた3点フェルメール作品がここで展示されるそうで先のことだけど楽しみ。

Jリーグ「川崎フロンターレvsモンテディ山形」2011年03月05日 20時22分11秒

等々力陸上競技場。ディビジョン1リーグ戦の開幕戦。前半に2点を入れた川崎の勝ち。お土産にバナナをいっぱいもらった。サッカーってゴール正面の前のほうにいてもちっとも面白くないのね。縦位置だと距離感がわからずぜんぜん迫力もない。一番上にあがって俯瞰してみたら全貌がわかった。

追記:この日J1、J2合わせた10試合の観戦者は152,134人だったとのこと。(読売朝刊)

ALL TOGETHER NOW2011年03月06日 20時13分19秒

2008年。エイドリアン・ウィリス監督。ビートルズとシルク・ド・ソレイユのコラボ「LOVE」のドキュメンタリー・フィルム。3年も前にDVD版がリリースされていたのにこれまで気がつかず、iTunes Storeで限定配信されたのでさっそく観た。本番映像はほんの抜粋だけで、ビートルズ関係者たちがどんな反応を示すかに焦点がしぼられている。他のシルク・ド・ソレイユを観た経験で言えば、全編本番映像だけだったとしても、ラスベガスに行って生で観ないと雰囲気の半分も伝わらないという確信だけは持てた。iMacで観たのだけど、ipodに移動させてまた観られるのが楽しい。

冬のサクラ 第8話2011年03月06日 22時59分06秒

第1話から欠かさず見て来たのは、今井美樹の魅力につきる。話の展開はひとつ間違うとホラー映画の乗りだけれど、草薙の友人の韓流スターのカメオ出演や江波杏子の存在に往年の大映作品のDNAが感じられていい。
たまたま今月になって乗ったANAの機内放送でやっていたのが今井美樹自身のナビゲートによる最新ベストアルバムの紹介。先週やってた情熱大陸もよかったし、実り多い25周年に乾杯。

錦絵の黄金時代 清長、歌麿、写楽2011年03月09日 13時30分59秒

山種美術館。ボストン美術館浮世絵名品展。出品作品のほとんどが、明治初期に渡米してから初めての里帰り。ボストンでもほとんど展示されないという。そのため、刷り上げられた当時のオリジナルの色を保っており、歌麿の「金魚」や鳥文斎栄之の「茶屋娘見立雁金五人男」など、着物の色に使われた鮮やかな紫色が印象的。ミュジーアムショップで記念に絵はがきを何枚か買って帰るのだけれど、そろそろ原寸大の大判錦絵を飾りたくなってきた。印刷物だけど「金魚」や「歌撰恋之部 稀ニ逢恋」があったので、次の機会に。