2009年。マイケル・ホフマン監督。ソフィア夫人役のヘレン・ミレン、トルストイ役のクリストファー・プラマー共に好演。ソフィアは悪妻として名高いが、伯爵夫人としての日常をこうして描かれると、全著作権を放棄する遺言にサインした夫亡き後の「斜陽」をどうしても受け入れがたいと思ったんだなというのはよくわかった。でもエンディングのテロップによれば、著作権は夫人が相続して、５年後に亡くなったと書いてあった。エクゼクティブ・プロデューサーにはアンドレイ・コンチャルスキーの名前がクレジットされていた。これぐらい早くitunes storeにアップされるのだったら映画館に足を運ばなくてもいいという感じ。