吉左衛門X Au-dela言語の彼方へ2011年09月15日 14時42分00秒

佐川美術館 楽吉左衛門館。「Bruno Mathon ドローイング+楽吉左衛門フランスでの作陶/花入」
2007年以降毎夏フランス南西部コレーズ地方ルビニャック村に滞在して、多くの作品を制作してきた作者の第3回「吉左衛門X」展。
400年の歴史を持つ楽焼当代の近作は、リモージュの白土、スペインの黒土などに素材を求め、フランスの陶房で生み出された作品であり、もはや楽焼ではなく、ルビニャック焼と称される物に進化していた。
残念ながら茶碗は今回観ることがかなわなかったが、友人のマトン氏のドローイングとのコラボで展示されている花入の数々は、実に力強く、大胆な造形美に彩られていた。展示スペースも地下の水面下に位置し、じつに贅沢な空間だった。

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