大英博物館 古代ギリシャ展2011年09月19日 13時24分59秒

国立西洋美術館。ギリシャの美術3期(4期と言われる場合もあるけれど、初期の幾何学様式の時代を除く、アルカイック期、クラシック期、ヘレニズム期)のうち、クラシック期の代表作、円盤投げは、ローマン・コピーと言われる複製品だけれども、ローマ人がギリシャ美術の美しさに夢中になったからこそ、今日目にすることができるわけで、たった今作られたかのような躍動感に圧倒される。片方の足に体重がかかり、片方が自由になっている姿勢は動きがそこからうまれ、ひきしまった筋肉のバランスが素晴らしい。
絵画は、陶器に描かれたものが残っていて、いわば陶器がキャンバスなわけだが、どれも個性豊かで興味深かった。