「初蕾-はつつぼみ」★★2006年04月13日 23時39分16秒

2003年TBS。山本周五郎原作。生誕100周年記念ドラマ。宮川一郎脚本。料亭に奉公しているお民(宮沢りえ)は常連客の武士、半之助(東山紀之)と恋仲になり、妊娠してしまうが、半之助は同僚を口論の末に刀で斬りつけてしまい江戸へ姿をくらます。責任をとり職務返上した半之助の両親(宇津井健、若尾文子)は移り住んだ家の庭先で赤ん坊を見つける。お民は料亭の女将(池内淳子)の口聞きでそこに乳母として奉公することになる。奥方の若尾ちゃんがお民を厳しくしつけるシーンが続くが、それほどこわくはみえない。数年後、半之助が出世して戻ることがわかり、別れを覚悟したお民に若尾ちゃんがやさしく声をかけ和解するラストは歯切れがよかった。周五郎の原作もそうなっているのだろう。

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